建物の解体前に多量発生

解体で寝床を失ったネズミが多量に移動

マンションの工事が始まると、その周囲でネズミの被害が増える事が有ります。これは、元々そこに住んでいたネズミが寝場所を追われて、近くの建物に移ったからです。

ネズミは、警戒心が強く静かな環境を好むので解体されたマンションに住んでいたネズミはもちろんの事、その周囲に住んでいたネズミも他へ移ったり、また、他のネズミが入ってきて住処を奪われるなんて事もあるかもしれません。

いずれにしても、こうした解体現場の近くでは、その周囲にネズミの被害が増えるというのが通説であり、そうした被害を未然に防ぐ為にも、地域によっては、工事の前に建物内のネズミ駆除を行わなければ、解体が許可されない所もあるようです。

ネズミの住処とされやすいのは、古く隙間が多く侵入しやすいなどの条件も関わりますが、それよりも、どちらかというとえさ場の関係があるようです。家屋の被害の大半を占めるクマネズミは、3日も何も食べないと死んでしまう程、エサがなくては生きていけません。

なので、都会に住むネズミにとっては、飲食店や繁華街の多さも関係しているのですが、隙間の多い古い家のみならず、こうした環境に隣接する高層マンションでもネズミが入り込む事があるようです。

地方であれば、近くに森があるなどもネズミの寝床とされやすい条件の一つとなるそうです。クマネズミの食性として、植物質を好むので、そうしたエサの多い森は、食事をするのに適しているがイタチやヘビなどの天敵も多いので、民家の屋根裏へと隠れます。

いずれにしても、工事の解体によって一緒にネズミも駆除できるわけではなく、工事の準備をしている異変に気付き逃げていくので、それに合わせて被害が増えるのは当然と言えばそうなのかもしれません。

一度、超音波で追い払ってもすぐにまた入ってくる事が有るとも言われていますが、それも、近くで解体工事が行われた直後だったりなんていうのも考えられます。